|
| |
|
| |
※原詞
真里谷(まりや)の谷より降る雪は 清(さや)けき眠りの緒を破る
春には桜も舞ふだらうに 夜酒を振る舞ふ人も無し
嗚呼 泰平(たいへい)よいづこぢゃ いにしへの武士(ものヽふ)よ
土を被りて培ひし 争ひ無き世の御教(みをし)へは
受け継がれたか 真里谷(まりやつ)殿よ
一二三(ひふみ)ノ四五六七八(よいむなや)
一二三ノ四五六七八…
数へや数へ 首級(おくび)を数へ…
真里谷の辺りに降る雨は 遠き世を嘆く涙ゐろ
秋にはもみぢも散るだらうに 夜月を眺むる人も無し
嗚呼 泰平よいづこぢゃ いにしへの丈夫(ますらを)よ
土を被りて培ひし 争ひ無き世の御教へは
受け継がれたか 真里谷殿よ
嗚呼 泰平よいづこぢゃ いにしへの武士よ
土を被りて培ひし 争ひ無き世の御教(みをし)へは
受け継がれたか 真里谷殿よ
★真里谷(まりや・まりやつ)=
戦国時代初期に、上総国(現在の千葉県上総地区)に居を築いた信州武田氏の分派・上総武田氏が名乗った姓。或は上総地区にある地名。
★泰平=
平和であり、平穏であること。
★首級=
戦の時、武将が功績を示すために取った首の数で決まる手柄のこと。この歌では、並べられた首を数える様子を歌っている。
★丈夫=
勇ましい男性のこと。
※現代詞
真里谷(まりや)の谷より降る雪は 清(さや)けき眠りの緒を破る
春には桜も舞うだろに 夜酒を振る舞う人も無し
ああ 泰平(たいへい)よいずこじゃ いにしえの武士(もののふ)よ
土を被りて培いし 争い無き世の御教(みおし)えは
受け継がれたか 真里谷(まりやつ)殿よ
一二三(ひふみ)の四五六七八(よいむなや)
一二三の四五六七八
数えや数え 首級(おくび)を数え
真里谷の辺りに降る雨は 遠き世を嘆く涙いろ
秋にはもみじも散るだろに 夜月を眺むる人も無し
ああ 泰平よいずこじゃ いにしえの丈夫(ますらお)よ
土を被りて培いし 争い無き世の御教えは
受け継がれたか 真里谷殿よ
ああ 泰平よいずこじゃ いにしえの武士よ
土を被りて培いし 争い無き世の御教えは
受け継がれたか 真里谷殿よ
|
|